聞きなれない言葉は秋葉辞書
ア
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エイムズ
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言わずと知れたウチの店のことです。秋葉モータースって言われるのには慣れました。
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オイラの考え方や、方針を受け入れてくれたお客さん達を中心とするカスタマイズの方向性ですかね?
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アライメントとは、整列とか(位置が)調整されていることを意味します。
アライメントと言う言葉には、姿勢的な意味をもたないので良く勘違いされやすい。きちんと並んでいる(調整されている)→アライメントが良い。 -
アンダーコントロールとは一般的に「制御されている」「管理されている」と言った意味。
ビジネスでは起きている問題を解明し収束に向けて対処中であり、解決に向かっていて悪化することはない時に使われる。
最近では管理も制御もできない大きな力を「如何にも手玉に取ってる様に見せかける」ための発言として東洋の国の偉い方が発言した事をきっかけに、色々な方面で扱いきれない物の扱いに失敗した場合に起きた「事故に対する痛い言い訳」として使われるようになったようです。 -
秋葉の言うところの”インチキしておく”は「何とか上手いことやっておく」の意が強いが、たまに本当のインチキがあるので要注意!
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秋葉モーターサイクルが企画・制作・失敗しながら販売されるオリジナルパーツ達です。一応商標登録もされている本格的なブランドなんですよ!
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自分中心に事が動いてると勘違いしてたり、自分の思うように事が進まないと怒ってみたりする人。自分の意見を押しつける人。土管のある空き地を自分の物だと思ってる人。他人に動いて貰うのは当然だけど、自分は動かない人。他人の手柄をあたかも自分のお陰だと言っちゃう人w
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本当の大人は大人だからとか言わない。
カ
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本来の意味はお客様(customer)お客様依頼(customize)なので、改造とかって言う訳じゃありません。要は自分の思ったようにすることがカスタマイズなんですよね!
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あくまでもフレームのヘッドアングルのことです。あくまでもと念を押すのは、微妙ですがフォークの角度ではないのです。と言うのも良くあるインチキな改造をしたアメリカンのように、ヘッドアングルとフォークの角度が違った物や、スプリンガーフォークの様に、フォークの角度の概念が違うものとか、BMWのテレレバーのようにストロークすると角度の変わる物があるためです。
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一般的には125cc以下の原動機付き自転車のことであるが、秋葉的には250ccだろうと500ccだろうと、スクーターはみんな原チャリ。
サ
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サグ調整とは、【 1G’ 】の時の姿勢を適正化し、サスペンションが理想的に動くための車高設定をすることを言います。
ライダーによる好みもありますが、一般的には乗車した時にサスペンションが30%前後沈んだ位置が良いとされています。
サスペンションのストローク量はサービスマニュアルにも記載されていますので、それを参考にして頂き、例えば100mmストロークするサスペンションの場合、乗車した時に20~40mmの中に来るように、プリロード調整します。この20~40mmの中のどこが良いのかは、乗車位置や好みによって個人差のある所ですが、まずは30%を基準にサグ調整してみましょう。 -
GMD
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直訳すると「幾何学」となりますが、バイクにあてはめた場合はディメンション(寸法)が立体的に関わり合った数値のこと。分かりやすく言うと、停車中・走行中を踏まえた上での「車体姿勢」と言うことになります。
よくアライメントと混同されますがアライメントは整列と言う意味ですので、「アライメントが良くてもジオメトリーが悪い」とは「きちんと整列はしているが車体姿勢は良くない」となります。 -
静車体姿勢。つまり停車時の車体姿勢で、特にサスペンションについての色々な計測や比較をする上で、とても重要な寸法になりますが、その姿勢がどのような時の物かを明確にするための【G】(重力加速度)の掛かり方を表す基準です。
■0G
0Gとは、サスペンションに何も荷重がかかっていない姿勢を言います。完全に前後のサスが伸びきった状態です。
GMDでは、サスが伸びきりの状態でなければ、他車との比較が難しくなるので車体計測時にはこの【0G】で計測いたします。■1G
1Gとは、空車時に車重だけが掛かった姿勢を言います。
メーカー発表の車体姿勢はこの数値のことが多いですが、明確な荷重値や、他メーカーとの取り決めがある訳ではないので、あくまでも計算値や設定値のことが多いようです。■1G’
1G’とは、1Gの状態から更にライダーが乗った時の姿勢になります。ライダーの体重や乗車位置によっても左右される寸法なので、個人差が大きく出る寸法でもあります。
レーシングライダーなどは、この寸法を好みに合わせることでサスセッティングを煮詰めていきます。この設定をする事をサグ調整とも言います。 -
本来の意味はイタリア語で厩舎の意。今は英語で言うところのチーム(team)として使われることが多い。F1のスクーデリア・フェラーリはイタリア的にはフェラーリチームとそのままの意味になる。
で、「救うデリア」とは… -
昔話の「かさじぞう」に出てくる言葉で、「おかず無しのご飯」の意。要するに「白飯だけ」のこと。。。多分ね。。。つまり秋葉的には「噛めば噛むほど…」とか「見た目よりも…」とかと言う意味に勝手に解釈している。
タ
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ディメンション=寸法です。単純に寸法という意味ですので、その寸法が良いとか悪いとかと言う判断はありません。
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接地面でのキャスタ角とタイヤ中心垂線との距離のこと。ハンドリングや走行安定性に大きく関わる数値で、キャスタ角・タイヤ外径・ステムオフセット量などのフロントまわりの全てのディメンションが絡み合ってできるとても重要な数値。
ナ
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変なオイル(←最大級の褒め言葉のつもりですが何か)
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キャスタ角
バイクの首の様に見えることから、ネックアングルとも呼ばれる。 -
ピッチングの一種で、主に制動時のフォークの縮み具合のことを言い、通常走行時のストロークや加重移動とは分けている。
ハ
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車体の前後方向の挙動で、路面やサスペンションの影響でかなり左右される。
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一般的には、サスペンションスプリングの初期荷重のこと。
・プリ→あらかじめ
・ロード→荷重
4輪では車高調と言われることが多いことから、勘違いが多く発生しているが、4輪の場合は車高も変わるだけで、実際に車高を変える装備ではない。 -
フランス製のブレーキシステムメーカーで、もとは航空機用のブレーキメーカーであったがモータースポーツ分野に進出してきた。
航空機から発展した独自の構造を採用し、フィーリングも良く数々の特許を取得している。現在ブレンボなども採用している1piston1pad方式は元々BERINGERの特許であった。
実は「ベルリンガー」とはフランスではそう読まないで、カタカナ表記だと「ベンジャー」若しくは「ベインジャー」となる。「ベルリンガー」と最初に言ったのは現在の総輸入元のデビルテクニカである。単純に「ベンジャー」若しくは「ベインジャー」と読んだ場合、同じフランス製のワインなどと混同することが避けられないので、わざと違えて読み差別化したらしい。
現在では「ベルリンガー」が定着しているが、デビルテクニカが輸入をする以前は「ベインジャー」として輸入していた業者が実際にあった。
ヤ
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車体を上から見た状態で左右に振られてしまうこと。
オートバイの場合は発生することが希であるが、フレームの捩れやタイヤの偏摩耗などが原因で発生することがある。
ラ
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■ライドハイト
車高を計測する上での基準値となる寸法。
■フロントライドハイト
フロントアクスルセンターと、ロール軸(ステム下部)との距離。この寸法もロール軸と同様に、スポーツ車は低くなります。
スポーツ車に倒立フォークが採用されるのは、剛性やバネ下重量の軽減の問題もありますが、倒立フォークの場合アウターチューブが上にきて、ストローク部がアクスルのすぐ上にあるので、結果的にライドハイトを下げることもできるのです。
フロントライドハイトの計測は、GMDでは【0G】の時の寸法を基準にしています。
■リアライドハイト
基本はリアの車高です。フロントライドハイトと違い、ロール軸のような基点が明確でないので、人によって異なる解釈がありますが、一度決めたポイントを替えなければ特に問題はありません。
リアライドハイトの計測は、GMDではスイングアームピポッドを基準にスイングアーム長の弧を描き、シートレールに当たった場所から、リアアクスルセンターまでの距離を言います。
他の解釈では、リアアクスルから垂直に上がった線とシートレールの交点を言うこともありますが、どちらも間違えではありません。 -
車体のバンクのことで、どちらか一定方向に起きる物は、コーナリングとのバランスをとるために無意識のうちに不安定な状況を作り、安定した直進行程からコーナリングへのきっかけを作る。
希に細かく動くローリングを発生することがあるが、その場合はフレームやサスペンションに異常があることが多い。 -
ロール軸とは、リアタイヤの接地面とステムの下側を結んだ直線のこと。この角度(ステムの高さ)によってローリングの強さが変わってくる。
一般的にロール軸の高い方が緩慢で、低い方がクイックな動きになるのでスポーツ車の方が低く設定されている。
制動やフォークの突き出しによってロール軸が下がる、それによりコーナリングに入るためのローリングがクイックになるので旋回のきっかけが強くなる。
フォークの突き出しは「キャスターが立つために旋回しやすくなる」と言う説明を良く聞くことがあるが、突き出し5mm程度ではキャスターの変化はほとんど無い。全くの間違えではないが、この場合実はロール軸の変化の方が大きく影響している。
A~H
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エイムズ
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オートバイの車体姿勢や寸法を計測するシステム全体のことで、移動可能な小型化された設備であることと、車体外装を外す程度の簡単な分解で多くの情報を計測可能で、フレームの状況のみならず、車体全ての情報を得ることができる優れた計測システムである。
オーストラリアのGPライダーであったグレゴリー・マクドナルド氏が開発したシステムで、フレーム修正からジオメトリーを解析した車体チューニングまでを効率よく設計施工することができる。
■G.M.D.COMPUTRACK Network Japan
G.M.D.COMPUTRACKディーラーに於ける日本でのネットワーク組織。
G.M.D.COMPUTRACKにおいて計測したデータや、ジオメトリーチューニング結果などの共有をし、バイクを通じて安全で楽しめることを目指しています。
当店はG.M.D.COMPUTRACK Network Japanの神奈川店です。